生きる　LIVING＊ネタバレあり＊

あの
黒澤明の『生きる』を
戦後イギリスを舞台に
カズオイシグロが書いた

い〜のち〜
みじ〜かし〜
こ〜い〜せ〜よ〜おとめ〜♪
ゴンドラの唄
ブランコに乗るモノクロの志村喬

実は
黒澤明の『生きる』は
ちゃんと観てない
あちこちで好評を見ていて
いつかはちゃんと観ようと
思っているうちに
何だかもう観たような気になってたりして💦

それがアナタ
戦後イギリスが舞台
ビル・ナイが主役と聞いて
小踊りしながら観に行きました😍

生きることの意味
そんな人間にとっての
普遍的な命題を
静かにしみじみと描いて
全編が胸にジーンとくる作品

黒澤明『生きる』を観てないので
この『LIVING』は
初めて観るひとつの作品として
観ました

狂言回し的なピーターの目を通した的に描かれる
ウィリアムズの人と成り
マーガレットとのささやかな希望の時間
真摯に不器用に生きてきた人生の最期に待っていた孤独と絶望

そんなものを全て回収するラストへの緩やかな傾れ込み方には
涙を禁じ得ませんでした

いや
そんな事を言ったら
病気を知ったウィリアムズが向かったリゾート地で歌う
スコットランド民謡『ナナカマドの木』をビル・ナイが情感たっぷりに唄うシーンで
もう滂沱の涙😭

人間はどうして生きるのか
生きている意味
生と死の狭間

人間の在り方を問いながら
結局は
やるべき事をやるだけ
の人生でいいのだと肯定する

作品のメッセージみたいなモノもさることながら
ワタシ的には
タイトルロールの
昔の映画みたいなアカデミックなフォント
街並み
衣装
どれもワタシ好みで😍
眼福でございましたわ❣️

来週は
ノートルダムかなぁ
エブエブはどうするかなぁ💦

薔薇色の人生